2025年5月、嵐のファンクラブから正式に「グループ活動の終了」が発表されました。
これにより、1999年から続いた5人の物語は、静かに、でも確かに“幕引き”を迎えました。
嵐の25年間は、ただのアイドルの歴史ではなく、私たちファンにとって「人生と重なる記憶」そのものでした。
ここでは、その歩みを振り返りながら、感謝の気持ちを込めてまとめていきます。
◆ 1999年:ハワイでデビュー、「A・RA・SHI」の衝撃
嵐は1999年9月、ハワイのクルーズ船上でデビュー会見を行い、11月にシングル「A・RA・SHI」でCDデビュー。
当時は“期間限定ユニット”とも噂されていましたが、勢いのある楽曲と5人のバランスの良さが話題に。
◆ 2000年代:苦悩と飛躍の下積み時代
デビュー直後のブームのあと、しばらくは“国民的アイドル”には届かず、下積み時代とも言える時期が続きます。
それでもコツコツとバラエティ・ドラマ・舞台を重ね、2006年ごろから徐々に注目度が上昇。
大野智主演「魔王」や櫻井翔の「NEWS ZERO」出演など、個人の活躍がグループの知名度を押し上げました。
◆ 2010年代:国民的グループとしての絶頂期
- 紅白歌合戦・司会5回連続
- 嵐フェス・アラフェス・5大ドームツアー開催
- アルバム・シングルが毎年ミリオン級
- 「24時間テレビ」パーソナリティも多数回担当
「嵐にしやがれ」「VS嵐」などの番組も大人気となり、まさに日本中に愛される“顔”に。
◆ 2019年:活動休止の発表に日本中が衝撃
2019年1月、突然の**「2020年末をもってグループ活動を休止」**という発表。
大野智さんの「一度自由な生活をしてみたい」という正直な想いに、驚きとともに納得の声も多く寄せられました。
「5人で嵐。誰かが欠けたら嵐ではない。」
――この言葉が、ファンにとっての希望と支えとなりました。
◆ 2020年:感謝と涙に包まれた活動ラストイヤー
コロナ禍の中でも、「This is 嵐 LIVE」「アラフェス2020」「Instagram・Twitter開設」など、精一杯の恩返しをしてくれた5人。
12月31日、「This is 嵐」配信ライブをもって、嵐は活動を休止しました。
◆ 2021〜2024年:ソロ活動と“沈黙”の期間
- 櫻井翔・相葉雅紀は報道・MCで活躍
- 松本潤は大河ドラマ『どうする家康』主演
- 二宮和也はYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」開設
- 大野智は芸能活動を離れ、完全オフへ
グループとしての復活は一切発表されず、ファンクラブは継続していたものの“静かな期間”が続きました。
◆ 2025年5月:ファンクラブで「グループ活動終了」発表
そして2025年5月。
ついに、ファンクラブ会員向けに「グループ活動の終了」が正式に告げられます。
- 今後の再結成や活動予定はなし
- ファンクラブの段階的な終了へ
- 会報や特典の発送停止も発表
ファンの間では「解散」と受け止める声が多数に。
22年間走り続けた5人の旅は、ここで終着点を迎えました。
◆ ありがとう、嵐。これからも心に生き続ける存在
寂しさはもちろんあるけれど、
嵐がくれた時間は、これからも私たちの心の中に生き続けていきます。
- ライブで泣いた日も
- バラエティで笑った夜も
- 誕生日に聴いたあの曲も
嵐は、私たちの「青春そのもの」でした。
◆ 最後に
これからは、個々の活動を応援しながら、嵐の軌跡を語り継いでいけたらと思います。
5人の幸せと、再び笑顔で会える日を信じて――。