こんにちは、まっさんです。
さて、近年は子どもに学習机をあえて購入せず、リビング学習をしているおうちも多いですよね。
家族と同じ空間で勉強することで、親の目が届きやすく、安心して学習できるというメリットがあります。
しかし、一方でデメリットもあるのではと思います。
我が家では、小3の兄にもそして、今度入学する娘にも学習机を購入しました。
今日は、なぜリビング学習全盛の今、あえて学習机を買ったのか、お話ししたいと思います。
1. 集中しにくい環境
リビングは家族が集まる場所のため、テレビの音や会話など、気が散る要素が多くなりがちです。
- 兄弟姉妹が遊んでいると気が散る
 - 親の電話や家事の音が気になる
 - 食事の準備などで環境が変化しやすい
 
このような要因によって、特に難しい問題に取り組むときや、長時間の学習には向いていない場合があると我が家では考えました。
2. 学習習慣がつきにくい
リビングは勉強以外の目的でも使われる場所なので、子どもが「学習モード」に入りにくいことがあります。
- 机の上に常に勉強道具が置けない
 - 「勉強する場所」と「リラックスする場所」の区別が曖昧になる
 - 一貫した学習習慣を身につけるのが難しい
 
特に、環境が一定でないと集中しにくい子どもにとっては、学習のリズムを作るのが大変になります。
3. 自立した学習が身につきにくい
リビング学習では親が近くにいることが多いため、わからない問題がすぐに聞ける環境になります。
しかし、これが逆に「自分で考える力」を育む妨げになることも。
- わからないとすぐに親に頼ってしまう
 - 自分で解決する力が身につかない
 - 学校や塾では自力で問題を解く必要があるが、その力が育ちにくい
 
親がサポートしすぎることで、子どもが自分で考えたり調べたりする習慣が育ちにくいという問題が発生することもあります。
4. プライバシーの確保が難しい
リビングは家族全員が過ごす場所のため、個人の空間を確保するのが難しいです。
- 学校の課題やノートを家族に見られるのが気になる
 - 自分のペースで勉強できない
 - 集中したいときに周りの影響を受けやすい
 
特に思春期の子どもにとっては、リビング学習がストレスになる可能性もあります。
5. 夜の学習がしづらい
家族が寝る時間になると、リビングでの学習が難しくなることも。
- 家族の就寝時間に合わせなければならない
 - 夜遅くまで勉強したいときに気を遣う
 - 生活リズムが家族とズレると不便
 
特に受験生など、夜遅くまで勉強する必要がある場合には、リビング学習では対応しづらくなります。
将来的にも学習する場所とリラックスする場所を分けたいと思い、我が家ではあえて学習机を購入しました。
6. 学用品の管理がしづらい
リビングは共有スペースのため、学用品を常に置いておくことが難しく、管理がしづらいという問題があります。
- 勉強道具を毎回片付ける必要がある
 - 必要な教材をすぐに取り出せない
 - 家族が使うスペースと干渉し、物が紛失しやすい
 
専用の学習スペースがないことで、勉強に必要な道具を整理整頓する習慣がつきにくくなる可能性があります。
まとめ
リビング学習にはメリットも多いですが、デメリットも少なくありません。
- 集中しにくい環境になりやすい
 - 学習習慣がつきにくい
 - 自立した学習が身につきにくい
 - プライバシーが確保しづらい
 - 夜の学習がしづらい
 
これらの点を踏まえ、子どもに合った学習環境を整えることが大切です。
例えば、
- 静かな時間帯を決めて学習する
 - 勉強スペースをなるべく一定にする
 - 親は必要以上に干渉せず、自分で考えさせる時間を作る
 
といった工夫を取り入れることで、リビング学習のデメリットを減らすことができます。
お子さんにとって最適な学習環境を見つける参考になれば幸いです!