こんにちは、まっさんです。
さて、明日は4月1日。
エイプリルフールですね。
エイプリルフールになると、世界中の新聞社がユーモアたっぷりの嘘ニュースを発表し、人々を驚かせたり笑わせたりします。
エイプリルフールフールは、そんなニュースを見るのも面白いですよね。
なかには、あまりに巧妙すぎて多くの人が信じてしまったものも!
今回は、海外のメディアが過去に発表した面白いエイプリルフールのエピソードを3つご紹介します。
1. 「スパゲッティの木」 – BBC(1957年)
1957年4月1日、イギリスの公共放送局BBCが、ニュース番組『パノラマ』で「スイスの農家がスパゲッティの木の収穫をしている」という特集を放送しました。
映像には、農家の人々が木からスパゲッティを摘み取る様子が映し出されており、多くの視聴者がこれを本当のニュースだと信じてしまいました。
番組放送後、BBCには「スパゲッティの木を育てるにはどうすればいいのか?」という問い合わせが殺到。
これに対し、BBCは「トマトソースの缶にスパゲッティを植えると育ちます」とユーモアたっぷりに回答しました。
このジョークは今でも「史上最高のエイプリルフールネタ」として語り継がれています。
2. 「ビッグ・ベンがデジタル時計に!」 – BBC(1980年)
またもやBBCが仕掛けた名作エイプリルフールネタ。
1980年、BBCラジオは「ロンドンの象徴であるビッグ・ベンの時計をデジタル化する」と報じました。
時代の流れに合わせて、アナログの時計盤を撤去し、最新のデジタル表示にするという内容です。
このニュースを聞いたイギリス国民の多くはショックを受け、BBCに抗議の電話をかける人が続出しました。
一方で、番組内では「デジタル化されたビッグ・ベンの針を希望者にプレゼントする」とも発表され、真に受けた人が申し込みをするという珍事も発生しました。
3. 「左利き専用のワッパー」 – USAトゥデイ(1998年)
アメリカの新聞『USAトゥデイ』は、1998年4月1日の紙面で「バーガーキングが左利き専用のワッパー(ハンバーガー)を発売する」と報じました。
記事によると、この特別なワッパーは「左手で持ちやすいように具材の配置が工夫されている」とのこと。
このニュースを読んだ多くの人がバーガーキングの店舗に駆け込み、「左利き専用ワッパーをください」と注文しました。
さらに、「私は右利きですが、右利き専用ワッパーはありますか?」と尋ねる人まで現れるほどの大反響を呼びました。
バーガーキングは翌日、「実は普通のワッパーも左右どちらの手でも食べられます」と種明かしし、見事なエイプリルフールジョークとなりました。
まとめ
エイプリルフールには、新聞社やメディアが巧妙な嘘ニュースを発表し、多くの人を楽しませています。
今回紹介した3つのエピソードは、いずれもユーモアたっぷりで、時には人々を信じ込ませるほどのリアリティを持っていました。
毎年4月1日には、世界中のメディアがどんな面白いニュースを発表するのか、今後も注目ですね!